蔵王全山(8月〜9月) ゴマナ(胡麻菜) (キク科シオン属) 朝起きてみると晴れているではないか、 直ぐに車を走らせ登山口に向かう。 根茎は横に這い株を立てて群生して高さ100〜150センチになる大型の多年草、 茎葉とも細毛があり触るとざらつき、 葉は互生、 長楕円形、 長さ13〜19センチ、 幅4〜6センチ、 葉縁に粗い鋸歯があり先端は尖る、 茎頂に白色径約1.5センチの頭花を散房状に多数つける。 黄色の筒状花が半球状、 白色舌状花が8〜12枚つく。 刈田峠で撮影、(2006/9/2) | |
南蔵王・不忘山(8月〜9月) マツムシソウ(松虫草) (マツムシソウ科マツムシソウ属) 朝起きてみると晴れているではないか、 直ぐに車を走らせ登山口に向かう。 白石スキー場から不忘山に向かって歩き始める。 アザレア平で休んでいると空の青さに負けない色のマツムシソウの花が目に飛び込んできた。 草丈はおよそ60-90 cmで、 葉は対生し、 羽状に裂ける。 夏から秋にかけて紫色の花をつける。 花は頭状花序で、 花の大きさは径4 cmほどである。 葉を出して冬を越し、 花を付けてから枯れる冬型一年草(越年草)だが、 高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である。 マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説がある。 薬草として皮膚病などに用いられることもある。 アザレア平付近で撮影、(2011/9/18) |