蔵王山麓(7月〜9月) コウゾリナ(顔剃菜) (キク科コウゾリナ属) 朝起きてみると晴れているではないか、 直ぐに車を走らせ登山口に向かう。 白石スキー場から不忘山に向かって歩き始めたところ、 早速コウゾリナを発見。 コウゾリナは日本の各地に生育する越年性の 1年草本。 路傍・原野・牧草地などに生育し、適湿のやや栄養分の良好な場所を好むようである。 秋に芽生え、ロゼットで越冬する。 夏草が茂る頃になると花茎を延ばして高さ 1m近くに生長する。 花は 6月の終わり頃から咲き始め、枝を分けて夏まで次々と花を咲かせる。 頭花は舌状花だけからなる。 全体に剛毛があり、さわると著しくざらつく。 このような手触りをカミソリにたとえ、剃刀菜と呼んでいたものがコウゾリナになまったという。 白石スキー場で撮影、(2006/8/6) | |
蔵王山麓(7月〜9月) ユウガギク(柚香菊) (キク科ヨメナ属) 朝起きてみると晴れているではないか、 直ぐに車を走らせ登山口に向かう。 白石スキー場から不忘山に向かって歩き始めたところ、 早速もう少しで白女小屋跡だと思ったところでユウガギクと出会う。 柚の香りがする菊の意味と言われるが、実際にはあまり感じられない。 山地の草地、道ばたなどに普通に生える高さ 0.4〜1.5mの多年草。 地下茎を伸ばして増える、葉はよく分枝する。 葉は薄く、下部や中部の葉は長さ 7〜8cm、幅 3〜4cmの卵状長楕円形または長楕円形。 ふちは浅く裂けるものや羽状に中裂するものもある。 頭花は直径約 2.5cmで、わずかに青紫色を帯びる。 白石スキー場で撮影、(2006/8/19) |