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蔵王全山(5月〜7月)
シラネアオイ
(白根葵)
(キンボウゲ科シラネアオイ属)

 残雪の山を歩いていて、 シラネアオイの花を見つけたときの感激は、 忘れられない、  刈田峠から不忘山までの南蔵王縦走コースは、 人気が高く登山者も多い、 きれいな花が多く生息していて、 シラネアオイは1属1科1種の日本固有の植物。 本州中北部の日本海側〜北海道にかけての東北地方の雪深い山野の林の下などに自生している。 淡い青紫色の花を咲かせ花の色は色幅があり、 白に近い色の花を咲かせるときもあり、 どちらかというと冷涼な気候を好みますので平地での栽培は難しい植物でもあります。  蔵王では全山中腹の適湿地に多い。

不忘山で撮影、(2012/6/18)
蔵王・刈田峠(5月〜7月)
ムラサキヤシオツツジ(紫八染躑躅)
(ツツジ科ツツジ属)

 今の時期が登山の醍醐味だ、 いろんな花が一斉に咲き出す。 レンゲツツジが山腹に、 鮮やかなオレンジ色をまき散らしていたのが、 昨日のことのように思えて、 朝起きたら快晴ではないか、 すぐ車を走らせる。 登山道具は車に積み放しだ。 登山道のすぐそばで、 まだ葉が伸びきらない枝先に、 紅紫色の派手な花を咲かせている、 ムラサキヤシオツツジを見つける。 亜高山帯に生える落葉低木で、 高さ 1〜3m、葉は枝先に輪状に互生し、 倒卵形で長さ、 5〜10cm。 幅 4cm 内外。 葉に先立って開花し、紅紫色の花冠は 5裂し、各裂片は円形状。 雄しべは、10本。 蔵王では刈田峠付近に多い。

刈田峠で撮影、(2007/6/15)

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