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蔵王・刈田峠〜不忘山(6月〜8月)
シロバナクモマニガナ
(白花雲間苦菜)
(キク科ニガナ属)

 不忘山からの下り、 弘法清水付近さしかかり、足元を花アブが飛び交う羽音がせわしない、 シロバナクモマニガナの密を求めて飛んでいる。 刈田岳東面には黄色のクモマニガナが多かったが、 ここのものは白花が多く、 黄色のクモマニガナは見あたらない、 もうすこしで弘法清水だ。 本州の中部地方以北から東北地方に分布して、 亜高山帯から高山帯の草地に生え、 高さは 10〜30cmになります、 根生葉はほとんど円形で長い葉柄があり、 茎葉は茎を抱きます、 「クモマニガナ」の白花品種で、 6月から 8月ごろ、 枝先に白色の頭花を咲かせます、 舌状花は 8〜11個あります。

弘法清水付近で撮影、(2016/7/10)
蔵王・刈田峠〜不忘山(6月〜8月)
ヨツバシオガマ
(四葉塩釜)
(ハマウツボ科シオガマギク属)

 今日は特に暑い日だ。 熱中症対策で凍ったペットボトル2本を持ってきたが心配になってきた。 とりあえずいけるところまで行ってみようと思い、 白石スキー場から水引平へ向けて歩き出す。 急騰登り切ったところが大日向だ休み場所を探しているとヨツバシオガマを見つける。 北海道から中部地方以北の高山帯に生育している。 シオガマギクの仲間では最もよく見られる種である。 同属のミヤマシオガマなどが岩場などに生えるのに対し、 ヨツバシオガマは湿地帯に生える。 高さは20-50cm。 名前の由来のとおり、 シダのような葉が茎の節ごとに4つずつ輪生する。 薄紫色の太くて短い花弁が数段に重なり輪生する。 ヨツバシオガマの大型種をハッコウダシオガマ(またはキタヨツバシオガマ)と呼ぶこともあるが、 厳密に区別することはできない。

大日向で撮影、(2004/7/24)

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